アカデミックハラスメント、通称アカハラとはどんなもの?土曜ワイド劇場「法医学教室の事件ファイル42」

大学に在学していた人なら一度は感じたことがあるであろうことが、このアカハラという新しいタイプのパワーハラスメントにカウントされました。

「ああ、こういうのあった!」という方も、「へえ、こんなのがあるんだ」というかたも、アカハラ、アカデミックハラスメントについて勉強しておきましょう。

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アカデミックハラスメントとは

アカデミックハラスメントとは、いわゆる会社の職場で起こる「パワーハラスメント」の中の一種で、パワハラを学校、特に研究機関のある大学や、大学院などの高等教育の中で行われるものに限定したものです。

昔の大学などではよくあったことが載っています。私のたとえなら、「結婚したら研究なんか無理だよ」と結婚と学業の両立は無理、という教授に頭ごなしに言われたことがあります。これもアカハラです。

あと、昔も今も、書いた論文を教授に奪われる、ということはよくあるアカハラですね。

ほとんど私が書いたんですが、という内容の論文が、なぜか教授の名前で発表される、ということはままあります。

はっきり言って、「黙認されている」状態です。

そうした「日本の大学教育の体質」みたいなものがあるうえで、アカデミックハラスメントをなくそう、というのはもはやあまり現実的でないように感じます。

そのほかのアカデミックハラスメントについて具体例を載せておきます。

学習・研究活動妨害(研究教育機関における正当な活動を直接的・間接的に妨害すること。)
文献・図書や機器類を使わせないという手段で、研究遂行を妨害する。
正当な理由がないのに研究室への立ち入りを禁止する。
研究出張を認めないなどの手段で共同研究を妨害する。
卒業・進級妨害(学生の進級・卒業・修了を正当な理由無く認めないこと。また正当な理由無く単位を与えないこと。)
卒業研究を開始して間もないのに、早々に留年を言い渡す。
卒業・修了の判定基準を恣意的に変更して留年させる。
選択権の侵害(就職・進学の妨害、望まない異動の強要など。)
本人の希望に反する学習・研究計画や研究テーマを押しつける。
就職や他大学進学に必要な推薦書を書かない。
「結婚したら研究者としてやってはいけない。」などと言って、結婚と学問の二者択一を迫る。
研究成果の搾取(研究論文の著者を決める国際的なルールを破ること、アイデアの盗用など。)
加筆訂正したというだけなのに、指導教員が第一著者となる。
実験を行う・アイデアを出すなど研究を主体的に行って、その研究に最も大きな貢献をした者を第一著者にしない。
著者の順番を教授が勝手に決める。
精神的虐待(本人がその場に居るか否かにかかわらず、学生や部下を傷つけるネガティブな言動を行うこと。発奮させる手段としても不適切。)
「お前は馬鹿だ。」
「(論文を指して)幼稚園児の作文だ。」
「(研究を指して)子供の遊びだ。」
「お前は実験はやらなくていい。掃除だけやっておけばいい。」と言って、大学院生に研究テーマを与えない。
学生や部下が持ってきた論文原稿をゴミ箱につっこむ、破り捨てる、受け取らない、きちんと読まない。
学生や部下が出したアイデアに全く検討を加えず、それを頭から否定する。
室に呼びつける。
他の人や先輩に実験手法を教えてもらうことを禁ずる。
日曜日に研究室に来ないと留年させると言う。
プライベートな行動に付き合うことの強制。
送り迎えの強要。
会議や行事など、必要な情報を故意に教えない。
プライバシー侵害(プライベートな情報を必要以上に知ろうとしたり、プライベートなことに介入しようとしたりすること)
家族関係・友人・恋人のことなど、プライベートなことについて根掘り葉掘り聞く。
他大学の学生、留学生、聴講生、ゲストなどへの排斥行為
属性や身分(留学生、社会人学生、聴講生、科目等履修生、研究生、研修生など)によって差別的な待遇をしたり、それを正当化しようとしたりする。(例:「聴講生は発言を控えてほしい。」)
その他
教員同士の個人的な確執による鬱憤を、相手が指導する学生へ不利益を被らせることで晴らそうとする。

この手のことってホントにたくさんあるんですよ、ほんとに。

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アカハラはおそらくみんな心当たりがある

どんな3流と言われる大学でも、例え平和な文学部や商学部でも、このアカハラには、大学に入った人はみんな一度は体験していると思います。

卒業論文の評価に、「君は僕のところに指導を仰ぎに来なかった。もうひとりの教官のところにはいったのに」とかいう嫉妬?みたいなこといわれてCをつけられる、とか。

Cなら単位はもらえますが、間違いなくAをもらって大学に「学生紀要」として残るレベルなのに、なんでCなわけ?とか。

研究者になるとなお大変です。女性は特に、結婚関係はくどくど言われます。

「研究者になるなら結婚は諦めないとダメだよ」から、「結婚するならここ(研究室)やめてね」まで、パワハラの延長、アカハラのオンパレードなのが実情です。

外国の研究室ではまだそんなことはないようですが、日本の文学部系の学部にはよくあります。理系の方が少ないように感じます。聞いた感じでは、ですが。

そんな研究者の敵、アカハラ、これはほんとに日本人の悪習ですね。

まとめ

今回の法医学教室の事件ファイル42では、被害者の矢部比呂美が実はスミス骨折をしており、大学ではアカデミックハラスメント、アカハラの被害にあっていた、ということが発見されます。

それが事件とどうつながっていくのか。アカハラについてしっかり勉強してからドラマを見てくださいね!


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