不動院、広島県福山市で墓石を供養、淡路島南端では不法投棄も問題に・今、地方を知れば日本がわかる!池上彰のご当地ウラ事情

広島県福山市、車で少しいったところにあるお寺、不動院。

引き取り手のいなくなった墓石を引き取り、供養しているお寺です。

現代のお墓問題について考えてみました。

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墓守の消えたお墓

広島県福山市に、不動院というお寺があります。

墓じまい、というのは、今までの石でできたお墓を閉じて、中身のお骨を合葬し、お墓を捨てることです。

その墓石を引き取っているのが、不動院というお寺。

墓石一個につき2500円という信じられない安い価格で引き取り、しっかり供養しています。

最近はお墓を守る後継者、墓守がいなくなり、墓じまいする人が多くいます。その墓石を業者に頼んで破砕してもらうと、かなりの値段がかかります。

市場価格も高騰してしまっています。いろんな種類でできた墓石を破砕するのにかなりの費用がかかるからです。

そんな墓石を引き取って供養している不動院というお寺でも、増えていく一方の墓石は大変な問題。石を置くために山を整備してもすぐに石で埋まってしまう。

淡路島南端では、墓石の不法投棄が問題になっています。多くの人が勝手にいらない墓石を捨てて行ってしまうのです。

淡路島ではそれを放置しています。墓石は重いです。そう簡単に掃除できるものでもありません。

このまま少子化が続けば、墓石の問題はさらに大きくなっていくでしょう。今後を考えなければならない問題です。

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墓石をリサイクルできないか

最近、うちの親が新しいお墓を買いました。

以前に買ったものがあったのですが、そのお墓の業者ごと宗教法人が買い取ってしまい、埋葬の方法や価格の設定が勝手にされるようになってしまったのです。

散々喧嘩して、結局そのお墓は放棄して新しい場所に墓石を買いました。

うちには、兄弟がいません。姉妹2人です。姉もすでに嫁いでおり、私もこれから結婚するでしょう。

お墓を作るときに、「娘さんのお名前をいれますか」と聞かれ、姉が自宅で相談した結果、「名前があるからお墓を守る役目になっては嫌だ」という理由で、家族から断られました。

ということは私が両親のお墓を守ることになるのですが、私は結婚もこれから。はっきりいってお墓を見る余裕はありません。

それでも、両親は当然のように石の大きなお墓を買いました。昭和1桁の人ですから、お墓はあって当然、という考えなのでしょう。

姉妹で話しましたが、「お墓は結局見れないだろうね、入るのは両親だけだし」ということになりました。

そうした食い違いも世代によって出てくるのです。お墓を当然守ってほしい親と、まっぴらごめんの子供世代。

決して人ごとではないお墓問題に、考えさせられました。

まとめ

人がなくなった後に安心して眠れるかどうか。今はそんな基本的なことにも人が足りず、考え方も変わってきています。

きっと、ちょうど世代交代の時代のなのでしょう。昭和の流れが断ち切られ、平成の考えが台頭してくる。そのときに、古いお墓を守る、ということが重要でないことになるのでしょう。

一概には言えませんが、いつか皆さんにも降りかかる問題です。ちょっと真剣に考えた方がいいですね。


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2016年9月24日 コメントは受け付けていません。 テレビ 文化