フリースクールが義務教育の範囲内に・体験談を交えた考察

まだ法案として成立していないが、全国のフリースクールと呼ばれる施設でも、小・中学校の義務教育が認定される流れになっている。

 

これは、現在の義務教育の不登校児童や生徒の増加が背景にある。

 

私自身、中学校で不登校になってから苦労したので、その体験を交えてこのニュースを考えてみたい。

 

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問題は学力ではない

 

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不登校の問題はもはや社会問題になり、高校まで含めると、かなりの数の不登校児童、生徒がいる。

 

私も中学校の2年くらいから、学校にあまり行かなくなった。

 

問題は学力ではなく、担任の教師の軽率な言動や、学年の教師による「チクリ」の強要、そのほか、人間関係などで学校に行くのが辛くなった。

 

学力は学年でもかなり高い方で、高校進学、大学進学を懸念する声はなかった。

 

自分も勉強は好きだったので、自分で参考書を買ってきて家で勉強していた。

 

ぽつりぽつりと学校に出席し、なぜか卒業式には卒業証書がもらえた。

 

私にはそれがものすごく不思議なことに思えた。

 

親と教師が決めて、受験した普通科の公立高校は、案の定上手くいかなかった。

 

成績は学年で8位。

 

だが、どうしても人間関係が上手くいかず、中学校の頃の問題を引きずっている状態だった。

 

このとき、本当に解決しなくてはいけなかったのは、中学校の時点で、フリースクールや施設で適切なカウンセリングや指導を受け、社会性を獲得することではなかったろうか。

 

「学校には通うもの」という当たり前の前提が崩れつつある今、それが一番大事であろう。

 

私は結局高校を1年で中退し、大検を取得して大学に進学した。

 

だが、そこにも問題があった。

 
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学力の壁

 

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学校を不登校になったり、中退する例はいくつもあるだろう。

 

だが、その一番の問題は、その本人がいつまでたっても社会性を身につけられないこと、そして、通学している生徒と圧倒的に学力の差が開いてしまうことだ。

 

私も高校受験まではうまくいったが、一度高校を中退し、ブランクができてからの大検受験、大学受験は本当に大変だった。

 

バイトをしようにも、「高校にも行けないやつが仕事などできるか」と言われてばかり。

 

大検予備校の仲間と支えあっていたが、皆心に傷を負っていた。

 

違う大検予備校から転校してきた人もいた。

 

不登校というのは、その根本に集団生活、社会生活に適応できないという問題を抱えている。

 

本当の問題は、学力や学歴ではなく、適切な時期に社会生活を送ることだ。

 

そのためにフリースクールを利用する方法もあるだろう。

 

それが義務教育となるのなら、それは一つの方法として選択肢に入れていいことだ。

 

難しい問題だが、今後の制度の整備に期待したい。

 

 


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