大学生クマ襲撃事件・ヒグマに襲われた福岡大学ワンダーフォーゲル部・トリハダ(秘)スクープ

1970年7月25日、日高山脈の芽室岳を縦断しようとしていた福岡大学ワンダーフォーゲル部の5人がヒグマに襲われ、5人のうち3人が死亡した。

 

残されたメモにはそのときの恐怖が克明につづられていた。

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大学生クマ襲撃事件

福岡大学ワンダーフォーゲル部の5人、竹末一敏さん、滝俊二さん、興梠盛男さん、西井義春さん、河原吉孝さんの5人が、設営していたテントでヒグマの襲撃を受けます。

 

最初は何とか火を炊いたり音を出したりして撃退していましたが、ヒグマはそれを怖がらず、5人のテントに執拗に攻撃しました。

 

近くのおなじ大学サークルのワンダーフォーゲル部や下山する人に救助を頼んだ5人でしたが、結局荷物を手放すことをせず、その場にい続けました。これが一番の被害の原因でした。

 

滝さんと西井さんを除く3人、竹松さん、河原さん、興梠さんがこの雌のヒグマの襲撃によって死亡しました。

 

最初に教われたのは河原さんでした。夜に助けを求めてテントから移動しているときに、ヒグマに襲われた瞬間をみんなが見ていました。

 

そして竹松さんは、やっと麓の猟友会に助けを求められる、というあと一歩のところでクマに追われて山に逃げます。すぐに、一緒にいた滝さんと西井さんが近くのダムの工事現場に助けを求めました。

 

興梠さんは最初にみんなでクマから逃げたときにみんなとはぐれ、ひとりテントに戻っていました。

 

恐怖の中、シュラフにもぐり、そのときの様子をレポート用紙のメモに残しました。これがきっかけでこの大学生クマ襲撃事件の全容がわかりました。

 

興梠さんも、テントでたった一人いるところをヒグマに襲われて亡くなっています。

 

捜索隊が見つけた竹松さん、河原さん、興梠さんの遺体は悲惨な状態でした。内臓を食い破られ、とても見ることができないような状態だったそうです。

 

のちに襲ったヒグマは射殺され、山のしきたりによって食されました。

 

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一体何が悪いのか

この事件が起こってから、「一体何が一番の原因なのか」という論争が起こったと言います。

 

福岡大学ワンダーフォーゲル部の5人が荷物を捨てて、最初にヒグマと遭遇したときに逃げていればよかったのでしょうか。

 

あるいは、入山者のために、「クマに注意しろ」という警告がなかったことも指摘されています。

 

しかし、一番の原因は、やはり福岡大学ワンダーフォーゲル部の5人が、クマに対する正確な知識を持っていなかったことではないか、と私には思われます。

 

クマには、まず「遭遇しない」ことが一番です。簡単なクマよけの鈴をつけているだけで、クマは近寄ってきません。

 

もし遭遇しても、荷物をおとりにして速やかに逃げていれば、3人が亡くなることもなかったかもしれません。

 

結果論ですが、山を甘く見てはいけない、ということでしょうか。

 

まとめ

普段は臆病で人間にむやみに近づかないクマ。なぜこの雌のヒグマが5人を襲ったのか、いまだにわかっていません。

 

しかし大事なのは、こうした事件から学ぶことです。動物と人間が共存するために、人間も考えなくてはなりません。

 

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