サバンナや砂漠に生息する猛獣ラーテル。
かわいい感じの外見とはうらはらに、ものすごい獰猛でギネスブックに載っているほど。
生態系の頂点に立つほどの強さと死なないラーテルの秘密について調べました。
ラーテルとはどんな動物?
ラーテルはアジア、アフリカのサバンナや砂漠に住んでいる動物です。
体調は約1メートルくらい、体重も約10キロぐらいが平均です。案外小さいですね。
頭から背中にかけて白い体毛が覆っています。まずこれがラーテルの特徴。
「ミツアナグマ」とも呼ばれており、基本的には夜行性です。雑食で、主食は昆虫や小動物など。いろんなものを食べます。
馬と同じは知り方をして長距離を走ります。白い体毛は大変に強靭で、あらゆる肉食の動物の攻撃を無効化します。
鋭い爪もあり、それで敵を攻撃したり、穴を掘ったりすることもできます。
ハチの巣などを襲うこともありますが、そのときに「ミツオシエ」などの鳥と共闘します。
ミツオシエがハチの巣の場所を教え、ラーテルが正面突破します。ミツオシエなどはそのハチの巣の蜜をもらうことでギブアンドテイクが成り立っているのです。
ラーテルの性格は獰猛で、ライオンやハイエナにも恐れず攻撃を仕掛けます。人間を恐れることもないことから、「世界一獰猛な動物」としてギネスブックに登録されています。
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蘇るラーテルとその知名度
ラーテルが不死身、あるいは蘇る動物、と呼ばれるのは、ラーテルにはあらゆる毒蛇の神経毒に対する抗体があるからです。
コブラにもかかんに挑み、蛇なども捕食します。
たとえ毒蛇に噛まれても、神経毒に耐性があるので一時的に意識を失いますが、すぐに元通りに活動できるのです。
武器としては鋭い爪のほか、お尻のあたりに臭腺と呼ばれる匂いを出す袋を持っています。
これで攻撃されると、人間でもかなりつらく、匂いは1週間はとれないそうです。
ラーテルの凶暴さ、そして強さは知る人ぞ知るもので、南アフリカの歩兵戦闘車には「ラーテル」の名前がついています。
怖いもの知らずでサバンナや砂漠で最強のどう猛さを誇るラーテルの名前を戦車につけたのですね。
地域によってライオンやハイエナが生息しない地域などではラーテルは生態系の頂点に立ちます。
ハイエナよりも順位は上です。
小さくて一見かわいらしい外見とは裏腹に、ものすごい強い動物なのです。
まとめ
戦車の名前にもなっているほど強い動物ラーテル。
毒を持つ蛇や肉食のライオンなどにも果敢に挑み、その攻撃にも屈しない強いからだをもっています。
あまりメジャーではありませんが、そんな動物がいることに驚きですね。
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