俵 静夫(たわらしずお)トド猟師・トド猟をめぐる現在の難しい事態・情熱大陸

トド猟歴51年、たったひとり、80歳にして猟をしている俵 静夫(たわらしずお)。

 

北海道は宗谷岬の北西の礼文島で、11月から3月まで、トド猟師としてトドを狙う。

 

しかし、現在のトドについては難しい問題が。

 

そんなトド猟師俵 静夫(たわらしずお)とトド猟について調べた。

 

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たったひとりのトド猟師、俵 静夫(たわらしずお)

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北海道は宗谷岬の北西の礼文島で冬場にトド猟師をしている俵 静夫(たわらしずお)。

 

18歳のときから船を出し、それから51年にわたりトド猟をしている。

 

その腕前は大したもので、船でトドを追いつめ、水中にいるところを狙う凄腕のハンター。

 

現在、トド猟をしているのはこの俵 静夫(たわらしずお)たったひとりだけだ。

 

だが、そのトド猟をめぐっては、いくつかの問題が現在はある。

 

まず、トド事態が世界的に希少となり、保護動物となっていること。

 

レッドアニマルと認定する国もあり、野生のトドは保護することが必要だ。

 

それでも、北海道の礼文島では伝統的にトド猟が行われてきた。

 

それについての風当たりも実際強くなっている。

 

礼文島のトド猟でとったトドは、鍋やカレーなどの料理に使われ、大変希少価値の高いジビエ料理として住民には愛されている。

 

しかし、世界的に見るとトドは確実に保護動物。俵 静夫(たわらしずお)の後を継ぐ者がいないことは、そういった時代の流れもあるのかもしれない。

 

地元では、トド肉のカレーは一般的な食べ物で、今でも愛されている。

 

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保護動物でありながら有害なトド

トドは世界的に見ると、野生の種が希少な保護動物である。

 

その数の絶対量は確実に減っている。

 

その一方で、北海道、礼文島近くの海域では、ニシン漁の際などにトドが魚を食べてしまう、「トド被害」が年間17億円を超える。

 

守らなければならない野生種のトドではあるが、北海道の漁師たちにとっては、大変困った存在なのである。

 

そのため、俵 静夫(たわらしずお)は、51年にわたり、トド猟を務めてきた。

 

自分が猟に出た18のころには、おそらくトドはもっと数が多く、保護動物ではなかったのだろう。

 

有害鳥獣駆除ということで、トドの捕獲、猟を始めたのだろう。実際に、礼文島ではトド肉のカレーは大変人気があり、観光の目玉でもあった。

 

しかし時代が進み、トドの数が減り、アメリカなどの諸外国からは、「トドは保護動物、乱獲はしないように」という意見が出ている。

 

それでも、年間17億円ものトドによる漁業被害が出ているのも事実。

 

この矛盾した問題はどうにも解決にはならない。どちらを選ぶ、という問題でもないのだ。

 

北海道では、年間116頭以下のトドの捕獲や猟が許されている。それは、そのような諸問題をなんとか解決するために出した、苦肉の策であるのだろう。

 

まとめ

北海道、礼文島でトド猟師をする俵 静夫(たわらしずお)。

 

80歳の高齢で、たったひとり、トド猟をしている。

 

時代の流れは、トドを守る動きになってきている。実際に漁業被害が出ていても、この俵 静夫(たわらしずお)がトド猟をやめた時には、もう泣き寝入りするしかないのかもしれない。

 

そんな難しい立場だが、この俵 静夫(たわらしずお)はひとり猟師としてトドと戦っている。

 

その人生はなんと豊かで、自分が猟師であることを誇りに思う気持ちには感服する。


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