トムラウシ山遭難・夏山最大の事故、低体温症の生死を分けたものは・奇跡体験!アンビリバボー

みんなで楽しく山登りするはずだった山岳ツアー。

 

トムラウシ山での18人のツアーの登山は、とんでもない事故を引き起こしました。

 

同じことを繰り返さないために、この夏山最大ともいわれる事故について調べました。

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悲惨な事故の状況

2009年7月に行われた山岳ツアーは、トムラウシ山を3日ほどでまわるゆったりとしたツアーになるはずでした。

 

実際に同行したツアーガイドのシェルパは「会社のくれた夏休み」程度の感覚だったと言います。

 

あまりにも悲惨な事故、どこから話せばいいのかもわかりませんが、このトムラウシ山遭難事故にはあらゆる不幸な偶然が重なりました。

 

18人中9人がなくなったこの遭難事故には、あらゆる偶然がありました。

 

ガイドのシェルパが30代、ツアーのリーダーが60代、という、ガイドの中心にするとどうしても体力的に問題が出る点。

 

そして天候不順により、川の渡河の際に、多くの人が水に浸かってしまったこと。そして悪天候により雨が降り、ツアー客はほとんどずぶ濡れだったこと。

 

それが冬山なら、みんなすぐに防寒をしたでしょう。しかし、夏山のツアー、そうした常識的な対応が取れなかったことがこれだけ悲惨な事故を招きました。

 

18人のツアーで、ガイドを含む9人が低体温症で死亡しました。

 

それは突然の発症で、誰もそれが「低体温症」だと理解できなかったのです。

 

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集団意識、そして対応の遅れ

18人のツアーは、ほとんどの人が低体温症によって自分を失い、最後には命を失いました。

 

ツアー客の中には、朝食を食べなかったもの、そしてからだが濡れてもなんの処置もしなかったもの、そしてそれに対してシェルパやポーターが何の措置もしなかったことがこの事故の根底にあります。

 

夏休みのツアー、しかも季節は夏、経験豊富なガイドのシェルパでさえ、低体温症への危険を訴えませんでした。

 

生き残った人から話を聞くと、「チョコレートを口に入れた」「水で濡れたので厚着した」そんな声が聞こえてきます。

 

たったそれだけのことが、低体温症の症状を左右し、生死を分けるほどの局面だったことが覗えます。

 

低体温症の症状の特徴として、覚醒レベルが下がります。意識がもうろうとするのです。

 

それによってツアー客の中には四つん這いで歩いてなにかわけのわからないことを言ったり、誰かの呼びかけに対して返事ができなかったり、奇声を上げて歩くものもいたのです。

 

この事故では、ガイドのシェルパもなくなっています。それほど、低体温症は突然だったと言います。

 

ガイドですら、冷静な判断をしなかった、できなかったことが9人という死亡者を出した原因の一つとされています。

 

そしてもう一つは集団意識。「みんながしないなら自分もしなくていいだろう」という意識が、個人の危機感を弱くし、低体温症への対応を遅らせたと考えられます。

 

この事故を受けてトムラウシ山では、山小屋を増やし、ツアー客が予定より遅くなっても停泊できる場所を多く作りました。

 

ツアーなので日程があり、遅れると料金が発生する、そんな山岳ツアーにありがちなシステムもこの事故の原因とされています。

 

 

まとめ

前代未聞の夏山の事故、トムラウシ山遭難事故。

 

全容を解明することは今だできていません。生き残った人からも断片的な証言しか得られず、この遭難事故の本当の原因はいまだによくわかっていないのです。

 

詳しい内容は本を参照してもいいでしょう。

 

山登りをする人には、決して他人事ではありません。「自分には関係ない」という考えは、この遭難事故の中でも大変危険なものだとわかります。

 

山に上る人はぜひチェックしておいてほしい事故です。

 

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